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星期一, 5月 26, 2008

平川地一丁目

唉,不知道該怎麼說,自己看
8月ライブで解散…
弟「大学行く勉強したい」

兄弟ギターデュオ、平川地一丁目が、8月のライブツアーを最後に解散することが19日、分かった。都内で取材に応じた2人は、今後の人生を前向きに考えるための決断と強調。兄、龍之介(20)は「やりたいことをゆっくり考えたい」と話し、弟、直次郎(17)は「大学へ行く勉強もしたい」と進学を明言した。
18日に初の舞台「あの頃のまま」の千秋楽を終えた翌日の急展開。慎重に言葉を選びながら、解散発表の口火を切ったのは、龍之介だった。
 「平川地一丁目は、これからのお互いの人生を考えて、8月のツアーを最後に解散したいと思います」と前を見据えた。突然の発表だが、2人は1年前から話し合ってきた。「どっちが決めたわけじゃなく、それぞれの人生は違うものだと考えていたし、お互いのために、と兄弟なんで通じ合う合うものがあった」と弟を優しく見つめる。
 直次郎も「デビューからの5年、僕らはぜいたくな経験をして、人一倍、成長できた。これからはそれを生かして別のことにチャレンジしたい」。20代を前に自然と自立を決意した。
 新潟・佐渡島在住の中学生デュオとして平成15年にデビュー。15歳の兄と12歳の弟が表舞台を目指した理由は切ない希望だった。「僕ら5人兄弟なんですが、当時、母が一番下の弟を連れて家出したんです。平川地をやることで、母さんと弟を探せればと思いました」と、龍之介が初めて公の場で明かした。ギターを覚えた兄が弟を誘った。
 「最初は切なくて悲しい気持ちがパワーになったけど、ファンが温かい目で応援してくれたおかげで、音楽が楽しめるものになっていた。今は母も戻り、家族一緒に暮らしています」
 2人とも今後は未定だが、芸能活動は完全にリセットする。今年から東京でひとり暮らしを始めた龍之介は「夢見ることのひとつとして、料理が好きなんで、店を構えるのもいいな。もちろん、ギターは弾くし、音楽との向き合い方もちゃんと考えたい」と復帰もにおわせた。高校3年生の直次郎は「友達が大学へ行く勉強を頑張っていて、そういうのもいいな。進学するなら都内で」と受験勉強に専念する。
 ファイナルツアーは7月29日に静岡で開幕。8月23日の東京・恵比寿リキッドルームで解散を迎える。「ファンの顔を見たら泣いちゃうかも」と龍之介。直次郎も「ファンには本当に感謝しかない」。
 「とにかく燃え尽きます」と、兄弟は解散ライブに向けて全身全霊を誓った。
★7・30ラストCD
 平川地一丁目は平成14年にソニー・ミュージック・オーディションでデフスターレコーズ賞を獲得し、15年に「とうきょう」でメジャーデビュー。主に兄、龍之介が作詞作曲、直次郎がメーンボーカル。7月30日にラストシングル「とうきょう2008」、ベストアルバム「平川地一丁目(仮)」を発売。俳優としてソロ活動していた直次郎は、9月6日公開の小泉今日子主演の映画「グーグーだって猫である」に出演。

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